愛の妙薬

会社の同僚の友人が出演しているので、一緒にオペラを見ないかと誘われ、半休を取って、「ミラマーレ・ムジカ2008年公演 ドニゼッティ作曲 「愛の妙薬 L'elisir d'amore」」を観に行く。
フラスコ状の切り抜きがワイン&妙薬のつもりらしく、可愛い3つ折になっている珍しいチラシ。
最近、ドニゼッティばかりを歌っているので、コロラトゥーラソプラノの役はないけれど、勉強になるし、何よりもストーリーが面白いから、とっても楽しみにしていました。
そして、当日配布されたパンフレットもものすごく凝っていて、ますますわくわく。しかし、うまく写真に撮れませんでした。はみ出しちゃうサイズなのです。B6変形サイズを5パネル繋ぎ合わせたもので、実に見事に折り畳んである創造力豊かなパンフです。
配役などは以下のとおり。
芸術監督・・松山郁雄
指 揮・・・・松下京介
演 出・・・・松本重孝キャスト(左が4日出演&右が5日出演)
アディーナ・・・・・高橋薫子 竹村明子
ネモリーノ・・・・・藤原海考 角田和弘
ベルコーレ・・・・・党 主税 折江忠道
ドゥルカマーラ・・松山いくお 志村文彦
ジャンネッタ・・・・鈴木涼子 楢松雅子
合唱・・・・ミラマーレ・ヴィルトゥオーゾ合唱団
管弦楽・・東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団
ネモリーノ役の方は、声の調子が悪かったようで、オープニングは声がおもいっきり割れ、ドキドキさせられ、2幕の聞かせどころ「Una furtiva lagrima(人知れぬ涙)」はボロボロ。ありゃぁ〜、本人ぐさっと来てるだろうなぁと思うできばえでした。
アディーナ役は、最初の方は声が割れていましたが、エンジンかかってきた感じで、後半はとってもチャーミングでかわいいアディーナを見事に歌いきりました。Ricciを持って行っていたので、カデンツァはすべてチェック。
#暗い中、プログラムにチェックしているところや、Ricciに書き込んでみる人ってあまりいないかも...
声の調子が悪いときのごまかし方は、このアディーナ役の方から相当学ばさせていただきました。なるほど、そこでそういう風に体を使うと、喉の調子が悪くても声がまわせるのね、とか、ひやっと浮いたときには、そこでそうやって足を使って戻すんだ〜、とか。
やはり、舞台は数見ないとダメだとも痛感。最近仕事(本業)が忙しく、海外出張続きで、しかも10月のコンサート準備で歌い込んでいるので、友達とも遊ばず、へたった体力を回復させるので精一杯。時間と体力がもっとあればなぁ...(遠い目) 時差ぼけが全然解消しないまま次の出張に出てさらに時差ぼけとなる現実を突きつけられると、イヤでも自分の年齢を思い出させられます。(涙)
ベルコーレ役の織江さんが凄かったです。バリトンのばりばり(わざとじゃないですよ)する声は、あのきっちり作り上げたからだと毎日の練習の積み重ねからしか出てこない声。今回一番声という点では安定感があって、すごいなぁ〜とひたすら尊敬の眼差しで観させていただきました。
舞台は、愛の妙薬なので、ホントに楽しかったです。やっぱり、私はオペラ・ブッファの方が好き。10月のコンサート曲目でめちゃくちゃ悩んでいたときに、声楽を始めるきっかけとなった中1の音楽の先生より「あなたにはあなたにしか出せない今の声がある。自分が楽しんで演じられるものをやったほうが先生はいいと思うわよ」とアドバイスを頂いたので、今の路線を変えずに10月は楽しんで歌いたいと思いました。是非、来てください!!(結局最後は自分のコンサートのPR!?)
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